連載◎第15回女子の山登り入門。2009年11月02日更新
信州は紅葉シーズン真っ盛り。
真っ青に澄んだ空と色付く山々を見ていると、ふだん、決してアウトドア派とはいえない自分も、ついうっかり「山にでも登ってみたいなー」という気になってきます。
今、巷では「女子登山」が流行りなのだとか。一見、アウトドアとは無縁のファッション誌でも、初心者でも楽しめる山登りを取り上げている記事をちらほら見かけます。(やっぱりスタイル(ファッション)重視ではあるのですが。)
そんな時代、こんな山に囲まれた環境にいて、おまけにこの気持ち良い季節。流行の先端を気取って出かけない手はないではないかっ!!と鼻息を荒くするものの、やっぱり本格的な登山は体力的にも心配だし、装備もない。でも気分だけは味わいたい...という私のような軟弱女子向けに、今回は、軽井沢近郊の「お手軽なのにちょっぴり登山気分も味わえるハイキングコース」をご紹介。

1つ目は、「峰の茶屋から小浅間山」コース。小浅間山は、浅間山のふもとに小さなお椀を伏せたようにポコッと突き出た小さな山。国道146号沿いの「峰の茶屋」バス停から片道45分ほどで頂上まで登れます。
はじめは緩やかな林道を道沿いのキノコや木の実などを見つけながらのんびり進みます。
20分ほど歩いたところで、ぐっと傾斜がきつくなり、その先で風景は一転。草もまばらな砂礫の斜面を、足元が取られないよう気をつけて上へ上へと目指していくと、やがて標高1655mの頂上へ。
目の前には、浅間山の大パノラマがすぐ間近に迫り、晴れていればふもとの町や周囲の山々をぐるり眼下に見渡すことができます。

このコースのお薦めのポイントは、高低差250m、片道2km程度で、まるで本格登山をして来たような圧巻の眺めに出会えるところ。
のどかな雑木林の風景と、後半に待ち受ける月面のような砂と石だけの光景のギャップも対照的。活火山ならではの迫力を感じます。
もう1つは、軽井沢のランドマーク的存在「離山」登山コース。
軽井沢駅から車で10分ほどのところにある離山。見た目にはちょっとした裏山という感じですが、登ってみると意外や登山気分を味わえる、山登り入門にうってつけの山と言えます。
別荘地の中を標識をたよりに進んでいくと、登山者の記帳用ノートが置かれた登山口。(このノートを見るとちょっとドキドキしますね。)
ヘアピンカーブを繰り返したあと、一息で山道を登れば標高1255mの山頂に到着。ここからの浅間山の姿も雄大です。妙義山などを一望する東展望台には休憩小屋もあるので、お弁当を広げても。
こちらは登山口から山頂まで約50分ほどの行程です。

どちらも、思い立ったら出かけられる半日程度のハイキング。
名峰連なる信州ですが、まずはこんな身近な山から攻めてみてはいかがでしょう!
(ただしいくら手軽に行けるとはいえ、山頂は霧も出やすく天気も変わりやすい。雲行きが怪しくなってきたら無理は禁物です。また、木の実豊富なこの時期は特に熊よけの鈴もお忘れなく!)
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著者紹介
藤野麻子
フリーライター&週末カフェ店主。

浅間山の麓、北軽井沢に暮らしながら、週末のみ自宅にてカフェ「本とコーヒー麦小舎」をオープン。
長野を中心に取材・執筆をちょこちょこと。麦小舎発リトルプレス「Forest & me.」の企画・編集に携わる。
www.mugikoya.com























